2011年8月8日月曜日

NFSでホームディレクトリの共有設定

ネットワークの再構築計画で,サーバーの分割を行うことになった.

しかし,一つのサーバーに複数のユーザーがいて,またその数だけホームディレクトリが存在するのは,管理の面でも非常に面倒くさいと思う.

そこで,NFSを利用してホームディレクトリの共有を行う。

サーバーは,
CentOS5.6 final

クライアントは
ScientifcLinus 6.1

ちなみに,今後導入するOSは,基本的にScientificLinuxとなっていく予定だ.

以下,手順.

nfsの設定
サーバー
1:パッケージのインストール
#yum -y install nfs-utils portmap

2:サービスの起動
#/etc/rc.d/init.d/portmap start
#/etc/rc.d/init.d/nfslock start
#/etc/rc.d/init.d/nfs start

3:アクセス制御
#vi /etc/hosts.allow
portmap : 192.168.1.0/255.255.255.0

4:共有設定
#vi /etc/exports
/home/---- *.ドメイン(rw)


◎オプション
--参考サイトを参考のこと

5:設定の更新
#exportfs -ra

6:確認
#showmount -e

クライアント
1:パッケージインストール
#yum -y install nfs-utils

2:デーモン起動
#/etc/rc.d/init.d/rpcbind start
#/etc/rc.d/init.d/nfslock start

3:マウント
#mount -t nfs ホスト名:/home/---- /home/----

後は、ユーザーIDを指定してユーザーの追加を行う.

クライアントで
mount.nfs が無かったため詰まり,
rpcbindの起動が必用なことを知らなかったため,詰まった.

これで,ホームディレクトリの共有ができた.

ちなみに,今回追加設定を行ったユーザーは,管理用のユーザー.

WEBサーバーの機能移行のためには
1:WEBサーバー用のユーザー
2:SFTP用のユーザー

が必用(たぶん、うちの環境だけ)

また,nfsクライアント側でfstabの設定や,ランレベルの設定,そして、起動順の設定を変更しなければならない.

参考にしたサイト
NFSの設定/Server Config
NFSサーバの設定Linux
Linux 新規ユーザーの追加

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